11月のサッカーのシンガポール対日本戦は、周辺での日本国旗の掲示は違法

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2018FIFAワールドカップ・ロシア・アジア2次予選兼AFCアジアカップ2019予選における、シンガポール対日本戦がシンガポールのナショナル・スタジアムで11月12日に実施される。シンガポールでは公共の場で、他国の国旗・国章などの表示が禁止されており、スタジアムの外で日本国旗などを掲示することは違法となるため注意が必要である。

シンガポールでは、中国系、マレーシア系、インド系などの民族から構成される多国籍国であることもあり、国内での民族対立を扇動するような行為は禁止されている。公共の場における他国の国旗の掲示も同様に禁止されているが、公共の場でない場合には他国の国旗の掲示も認められている。そのため、入場制限が実施されているスタジアムは公共の場と判断されないため、他国の国旗を掲示しても問題ない。違反した場合には500シンガポールドル以下の罰金および6ヵ月以下の懲役のどちらか又は両方が課されるおそれがあるため、スタジアムの外で国旗を表示する事は控える必要である。

在シンガポール日本国大使館も、11月に開催される試合が間近に迫ったこともあり、スタジアムの外で日本国旗を表示しないように呼びかけている。

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