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愛知県は、県内企業のグローバル展開などを支援するため、シンガポール国立大学と連携した事業に約900万円を投入する。
愛知県では、産業の競争力を維持・発展するために、スタートアップを起爆剤とする新たなイノベーション創出のエコシステム形成が喫緊の課題であると考え、2018 年 10 月に
「Aichi-Startup戦略」を策定していた。また、スタートアップ・エコシステムの形成・充実に向けては、海外先進地における知見の吸収、海外スタートアップの当地域への誘引、本県スタートアップのグローバル展開等の推進を図っていかなければならないとの見解を示していた。
今回は、愛知県スタートアップ・エコシステムのグローバル連携を促進するため、世界のスタートアップ・エコシステムの先進地であるシンガポールにおいて中心的な役割を果たすシンガポール国立大学「NUS」と連携し、NUS が計画する本県内での活動との連携事業の実施や NUS の提供するスタートアップ関連プログラムの活用などを行う『シンガポール国立大学連携事業実施委託業務』が実施されることとなった。
この委託業務では、「NUS の本県内での活動との連携事業」「NUS が開催するアントレプレナーシップ養成プログラムへの県内学生派遣事業」「東南アジア市場ビジネス展開支援プログラムへの県内スタートアップ派遣事業」「その他付随業務」の業務を行うことが求められている。委託金額限度額は、8,999,672円となる。