シンガポールは日本産食品の輸入規制の撤廃

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シンガポール政府は、5月28日付で、日本産食品の輸入規制の撤廃を実施した。

日本の農林水産省からは、28日に実施された野上農林水産大臣記者会見の際に「福島第1原子力発電所事故後の日本産食品に対するシンガポールの輸入規制につきまして、25日に開催された日シンガポール首脳会談におきまして、リー首相から菅総理に対し撤廃が表明されたところであり、本日28日付けで撤廃をされました。総理からは、全ての規制を1日も早く撤廃するため、茂木大臣と私を中心に、政府一体となって働きかけを強化するよう指示がありました。規制を残す14の国・地域に対しては、科学的根拠に基づき、規制を緩和・撤廃するよう、農林水産物・食品輸出本部の下、また、あらゆるレベルで粘り強く働きかけてまいります」との旨の見解が示されている。

日本の外務省からは、「シンガポール政府は、東京電力福島第一原発事故を受け、同国に輸入される日本産食品に対して放射性物質検査報告書等を求めていましたが、5月25日に行われた日・シンガポール首脳電話会談でのやり取りを踏まえ、本28日付けで当該規制を撤廃しました。日本政府は、シンガポール政府による今般の決定を歓迎します」との旨の見解が示されている。

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