日本の香港・シンガポール向け家きん由来製品の一部輸出を再開

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農林水産省は、香港及びシンガポール向け家きん由来製品の一部輸出を再開したことを発表した。

日本では、11月5日に香川県における高病原性鳥インフルエンザが発生してから、日本全国からの家きん由来製品の輸出を一時停止していた。その後、農林水産省は輸出相手国当局との間において、家きん由来製品の輸出再開のための協議を進めていた。その結果、香港当局とシンガポール当局との間においては、香川県以外で生産及び処理された家きん由来製品の輸出再開に合意した。

そのため、香港向けについては令和2年11月6日より、シンガポール向けについては令和2年11月9日より、動物検疫所において輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開した。なお、11月8日に香川県において高病原性鳥インフルエンザの発生があったが、上記の輸出再開に影響はない。

なお、香港とシンガポールは国土が狭いという理由などにより、食料の大部分を輸入に頼っている。日本からの2019年の輸出額では、香港向け鶏肉は12.0億円、香港向け鶏卵は21.3億円となる。シンガポール向け鶏肉は輸出実績なし、シンガポール向け鶏卵は0.2億円となる。

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