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日本の外務省は、谷内正太郎国家安全保障局長と外務省の金杉憲治アジア大洋州局長を、シンガポールで開催される米朝首脳会談に関連する情報収集のために10日から派遣する事を発表した。
派遣された両名は、アメリカ政府関係者を中心として、会談内容に関する事を聞き取りする予定である。シンガポールのチャンギ国際空港に到着した外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は記者団に対して、日本政府としては米朝首脳会談が成功するために後押しするとい方針であるため、この方針に基づいて米国と連携していきたいとの旨を述べた。また、北朝鮮側関係者との接触に関しては、現時点では予定していないとも明かした。
両名は、今後はトランプ米大統領に同行する国家安全保障担当のボルトン米大統領補佐官を中心として緊密に連携して情報を共有していくとみられている。また、米朝首脳会談の結果次第では、拉致問題などを早期に解決させていくために北朝鮮側との接触を図る可能性もあるとみられている。