シンガポールの犯罪発生率は日本よりも低い、安全対策連絡協議会

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在シンガポール日本大使館は、大使館と在留邦人などとの意見交換・情報交換を行う「安全対策連絡協議会」を大使館で開催し、シンガポールにおける「一般犯罪」「交通事故」「テロ情勢」の現状等を参加者と共有した事を発表した。

「一般犯罪」に関しては、シンガポールの2017年中の犯罪認知件数は前年比からマイナス1%の32,773件となる。犯罪発生率では、シンガポールが567件(2017年)となる事に対して日本は785件(2016年)となり、シンガポールは日本より良好な治安状況にあるといえる。しかしながら、性犯罪や薬物関連犯罪については注意をする必要があるとしている。

「交通事故」に関しては、シンガポールの運転事情については日本より荒く、特にタクシーやバイク等の荒い運転が目につくとしている。車両1万台当たりの死者数を比較した場合には、シンガポールでは3.28 人(2013年)となるが、日本の場合には0.5人(2014年)となり、日本と比べた場合には約6倍多い割合となる。また質疑応答で、シンガポールでは交通ルールとして歩行者優先の文化が根付いているとは言い難いので、むしろ車優先と考えて行動した方が良いとのアドバイスも行われた。

「テロ情勢」に関しては、外国人戦闘員問題や国境管理の難しさ等を考慮すると、シンガポールもテロの脅威に直面していると言える。シンガポール人のISIL戦闘員のISIL広報動画への出演や過激化した外国人の拘束が報道されており、今年はシンガポールが アセアン議長国を務めている事もあり、テロ組織にとってシンガポールが攻撃対象になり事もありえるとしている。

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