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静岡県教育委員会は、初めての試みとして静岡県内の芸術(美術等)に関する専門学科・コースに在籍する生徒を対象としたシンガポールに訪問する高校生海外インターンシップを3月末に実施する事を発表した。
静岡県教育委員会では、国際的に活躍しようとする意欲のある高校生やグローバル教育の向上を図る学校や教職員を支援するため『ふじのくにグローバル人材育成基金』を2016年4月に創設している。この人材育成基金を活用した事業の一環として、職業系専門学科等の生徒を対象とした「高校生海外インターンシップ事業」を実施していた。このインターンシップ事業の一つとして、芸術分野の高校生海外インターンシップが実施される事となった。
今回の高校生海外インターンシップに参加する生徒は、県内の芸術に関する専門学科・コースに在籍する高校2年生の合計11人となる。一行は、国内研修として、3月10日に静岡市東海道広重美術館で美術館における職場見学等を実施する。海外研修として、3月21日に成田空港からシンガポールのチャンギ国際空港に移動する。22日には芸術系高校・大学や展覧会等の見学や合同ワークショップなどを実施する。23日には日本人と外国人クリエーターとの交流等を行い、24日には日本人クリエーターとの交流などを行う。25日にはチャンギ国際空港から成田空港に帰国する。