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東京都は、東京都内のシンガポールへの進出を希望する起業家を支援する『X-HUB TOKYO シンガポールコース』への募集を開始する事を発表した。
東京都では、都内起業家の世界展開を後押しするプログラムを昨年の10月から開始している。このプログラムでは、進出希望エリア毎にプログラムを設定するものであり、事前トレーニングや海外の大企業等とのマッチングを通じて、世界展開を行う際に必要となるパートナーの獲得を目指す。このプログラムにおいて、シンガポールを対象としたコースの募集が開始される事となった。
応募資格は、シンガポールへの進出を希望する起業家であり、都内に事業所を有して創業後10年未満であり、原則として海外展開のためのサービス・プロダクトを有していることとなる。また、英語での対応が可能であり、提供プログラム等に全て参加可能であること等となる。対象となる事業分野は、ヘルスケア、IoT分野となるが、この分野以外でも応募は可能となる。募集期間は、2月19日から3月18日までとなる。
プログラムで実施される支援は、『事前支援プログラム』として、「現地の法制度の概要、進出時の留意点等の情報提供」「英語コミュニケーション、ピッチの基礎的な内容に関するセミナー」「専門家による英語コミュニケーション、ピッチの実践トレーニング」などが行われる予定である。
『マッチングプログラム』として、「都内起業家と海外大企業のビジネスマッチング」「都内起業家から海外ベンチャーキャピタリストに対して、短時間のピッチを行う場」「海外アクセラレーター等を招き、現地で実施するプログラムについての情報提供」なども実施する予定である。