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防衛省の統合幕僚監部は、日米比共同訓練を12月6日に実施したことを発表した。
今回の訓練は、航行の自由及び上空飛行の自由を支持するとともに国連海洋法条約(UNCLOS)に反映された国際法上の海上における権利を尊重する国々によって実施される『海上協同活動』として実施された。
訓練を実施した場所は、南シナ海となる。参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」、米海軍のP-8A、比海軍の哨戒艦「アンドレス・ボニファシオ」、C-90となる。訓練項目は、各種戦術訓練となる。
日本の艦長からは、「我が国の重要な海上輸送路の一つである南シナ海における訓練を通じて、部隊の戦術技量の向上及び各国海軍との連携の強化を図ることができました。『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた各国共通の価値観と強固な意志を示すことができたものと思います。今後も海上自衛隊は、同盟国・同志国海軍との連携を強化し、インド太平洋地域の平和と安定に貢献していきます」との旨をコメントしている。