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日本政府は、フィリピンにおいて実施していた給水システム整備支援が完了したことにともない、引渡し式典を実施したことを発表した。
フィリピンのマウンテンプロビンス州ナトニン町バナウェル村の一部の集落は、水源から非常に遠い場所に位置しているため、多くの住民は生活用水の確保のため毎日水源まで徒歩で往復しており、そのために1日3時間程度を費やしていた。また、乾季には最寄りの水源が枯渇してしまうために、住民は農業用水等の不衛生な水の利用を余儀なくされている状況であった。
そのため、日本政府はバナウェル村の給水システムを整備することを目的に、「マウンテンプロビンス州ナトニン町バナウェル村給水システム整備計画」として、79,771米ドル(8,774,810円)をナトニン町に供与した。
この支援が実施されたことにより、町の一部集落に住む約175世帯(約940人)が、1年を通して安全な水に容易にアクセスできるようになり、それによって住民の衛生環境及び生活環境の向上が見込まれる。また水の運搬に要する時間が削減されることによって、住民がより生産的な活動に時間を使うことが可能になり、将来的な社会基盤の改善及び貧困の削減が期待される。
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