このページの所要時間: 約 1分25秒
フィリピン大統領府は、子どもの権利ネットワーク(CRN)が、フィリピン上院に対して、法定強姦(性的同意年齢未満への子供に対する性行為)の判定年齢を、現在の12歳から16歳以上に引き上げるよう、あらためて要請したことを明らかにした。
この提案は、上院法案「法定強姦の判定年齢の引き上げ」(End Child Rape法案)の目玉となっているとしている。また、この法案は、有罪が証明された者に対する『結婚する場合は許す』という条項を削除し、少年少女に平等な保護を与えることも提案している。
フィリピン大統領府によると、CRNからは「フィリピンの法律では、12歳の子供との性交渉が自動的に児童レイプとみなされるわけではありません。子どもたちが、性交渉の同意の欠如を証明するために、法廷で虐待の経験を語る場面を数多く見てきました。レイプ犯に手玉に取られた子どもたちは、法廷で加害者に不利な発言をするよりも、沈黙を守ることを選ぶことがあります。いくつかの裁判記録では、近親相姦の場合でも、子どものレイプ被害者は、行為を楽しんだかどうかを尋ねられています。現行の法律では、被害者への非難が合法化されています。多くの被害者がトラウマを克服するために、沈黙を守るのは当然のことでもあります」との見解が示されているとしている。
フィリピン下院では、2020年12月に「End Child Rape」法案を可決したが、上院はまだ本会議での審議を開始していない。
なお、フィリピン現地メディアによると、この法定強姦判定年齢を引き上げるべきかということに関しては、賛成する声が多い一方で、女性からは反対の声もあがっているとしている。
 
 
アセアン10カ国情報










                        静岡県は先端農業技術活用での海外展開支援、シンガポールアグリフードフォーラム
                        鈴木農水相は外国産米に外食等の市場が取られても安価な国産米が出れば事業者は国産に戻すと信じていると
                        高市政権はネパールのシンズリ道路の復旧支援、28億円無償資金協力
                        大村知事の愛知県はベトナム・ホーチミン市との協力促進
                        服部誠太郎知事の福岡県はインド人材の受け入れを支援
                        JICAはラオスの気候変動の緩和等を支援、約91億円の提案書が承認
                        茂木大臣の外務省は日本と中国の大学生の関係強化へ、中国大学生を招聘
                        武蔵野市は武蔵境から多文化の和を広げようと、韓国の伝統的な遊びで
                        高市政権はフィリピンの結核検診体制の強化支援、UNOPSに3.7億円無償資金協力
                        自民党政権は日本国内で働きたい外国人留学生採用イベントを後援
                        トリニティ、EVERSANAのAPACMEアドバイザリーサービスを買収し、グローバル拠点を拡大
                        SLB OneSubsea、マレーシア沖の2つの深海プロジェクトに関してPTTEPからEPC契約を受注
                        Bybit、スレッドとの提携を拡大し、多通貨対応暗号資産連動デビットカードを世界規模で展開
                        タイ伝統 音楽・舞踊の夕べ
                        …and Action! Asia#04 -映画・映像専攻学生交流プログラム-公開上映・プレゼンテーション
                        FUN!FUN!ASIAN CINEMA 第1弾シンガポール映画『881 歌え!パパイヤ』上映
                        映画で読み解くサンシャワー展!「ワーキングタイトル」国立新美術館で開催
                        東南アジアの短編ドキュメンタリー上映会Visual Documentary Project 2016
                        淡路梅薫堂 江井工場
                        インドネシア料理スラバヤ 調布店