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在フィリピン日本大使館は、フィリピンの2019年度「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」に参加する人たちの事前研修を実施したことを発表した。
日本政府では、海外の外国青年を日本に招致して地方自治体等で任用し外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」を1987年から開始している。この事業に参加する人たちは、地方自治体・教育委員会・全国の小・中学校や高等学校などで、国際交流の業務と外国語教育に携わる。
フィリピンにおける2019年度のJETプログラムにかんしては、52名の英語指導助手(ALT)と1名の国際交流員(CIR)が参加者として選抜されており、8月4日に日本に向けて出発する。参加者は1年契約であり、最長5年間日本に滞在することとなる。
この参加者たちを対象とした事前研修が7月17日に実施された。研修では、日本での生活に必要な知識や日本の社会・文化を学ぶとともに、同日の夜には大使主催の歓送レセプションも大使公邸で開催された。18日と19日には、参加者がマニラ日本人学校を訪問し、英語の授業を見学するとともに、フィリピン人教員との意見交換を行い、日本人生徒の指導に当たっての心構えを学んだ。