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株式会社電通は、自社の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」が、マレーシアのネット広告会社「コンシダー・デジタル(Consider Digital Sdn Bhd)」の株式を51%取得し、今後は段階的にシェアを拡大し完全子会社化するオプションを得る権利を取得したことを発表した。
電通が買収するマレーシア企業は2013年に設立され、ソーシャルメディア・SEM・コンテンツマーケティング・データ分析・Eコマースなどのデジタル広告マーケティング領域全般を扱っている。この会社には、マレーシア政府が優れた企業に与えるMSC-status認証が授与されており、設立から3年しか経っていないにも関わらず急成長を遂げている。2015年12月期の収益は約1.4億円となり、50名の従業員を抱えている。
電通は、買収したコンシダー・デジタル社とマレーシア現地にある電通グループ各社との連携を図り、マレーシアにおける成長戦略を加速させていく方針である。