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海上自衛隊の海上幕僚監部は、令和6年度外洋練習航海(部内)部隊が、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、マレーシア海軍との連携を強化すべく、【日マレーシア共同訓練(MALPAN)】を3月8日に実施したことを発表した。
今回の訓練の目的は、『海上自衛隊の戦術技量の向上』と『マレーシア海軍との連携の強化』となる。訓練海域は、マラッカ海峡となる。参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」、護衛艦「はまぎり」、マレーシア海軍のフリゲート艦「レキウ」、フリゲート艦「レキル」、航空機(Super Lynx Mk 100)となる。訓練項目は、通信訓練、戦術運動及びPHOTOEXとなる。なお、護衛艦「ありあけ」及び護衛艦「はまぎり」は、3月5日から8日にかけて、マレーシア国ポートクラン港に寄港している。
在マレーシア日本国大使館によると、新たな訓練名である「MALPAN」は「MALAYSIA」と「JAPAN」を組み合わせたものであり、両国の緊密な防衛協力を示しているとしている。