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在マレーシア日本国大使館は、草の根・人間の安全保障無償資金協力として、『障害者支援施設における裁縫・手芸工房の改築計画』と『孤児院学習教室・宿舎拡張整備計画』を実施することを発表した。
『障害者支援施設における裁縫・手芸工房の改築計画』は、スランゴール州バトゥケイブ近辺に所在する障害者支援施設内の老朽化した裁縫・手芸工房を取り壊し、新たにコンクリート造の工房を整備することで、主に学習障害者向けの職業訓練等の経済自立プログラムの実施及び各種支援サービスの維持拡大に寄与するものとなる。被供与団体はスランゴール州チェシャーホームアンドサービスとなり、供与限度額は56,565米ドル(=233,500リンギ=6,109,020円)となる。供与品目は、裁縫工房改築のための費用となる。
『孤児院学習教室・宿舎拡張整備計画』は、セランゴール州セリケンバンガン地区の孤児院に、新たに寮と教室を増築することにより、教育環境及び衛生的な住環境の提供を図り、もってマレーシアにおける孤児、虐待を受ける可能性のある子供の健やかな発育に寄与するものとなる。被供与団体はロータリーバンダーラヤ開発財団法人となり、供与限度額は93,755米ドル(=387,020リンギ=10,125,540円)となる。供与品目は、孤児院改築・増築費用となる。