日マレーシア防衛相テレビ会談、防衛装備・技術協力の推進へ

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画像提供:防衛省
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日本の岸防衛大臣とマレーシアのイスマイル・サブリ国防大臣は、日マレーシア防衛相テレビ会談を4月15日に開催した。

両大臣は、最近の東シナ海・南シナ海を含む地域情勢について意見交換を実施した。岸大臣からは、「自由で開かれたインド太平洋」を維持・強化していくことが必要であるという考えを強調するとともに、中国が2月1日に施行した海警法について深刻な懸念を表明し、力を背景とした一方的な現状変更の試みや緊張を高めるいかなる行為にも断固反対していくとのメッセージを、国際社会に向けて発信していく必要性を述べた。

両大臣は、二国間の防衛協力・交流等についても意見交換を行い、防衛装備・技術協力の推進、防衛当局間協議の開催、新型コロナウイルス感染症対策を含む人道支援・災害救援分野における協力の推進及び寄港・寄航を含む軍種間協力の継続を含め、二国間の防衛協力・交流を更に進めていくことで合意した。

ミャンマー情勢についても意見交換を行い、両大臣は現状について強く懸念し、緊密に連携することで合意した。

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