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中国外務省は、マレーシアのマハティール・ビン・モハマド首相が、中国の習近平国家主席と李克強首相とそれぞれ会談を実施した事を発表した。
マハティール首相と習近平国家主席との会談では、習主席から「現在の中国とマレーシアの関係は新しい重要な時代を迎えており、中国は『二つの100年』という努力目標に向かっている一方で、マレーシアは『新たなマレーシア』を建設する取り組みを進めています。マハティール首相は長年にわたって『アジアの価値』を提唱し、自主性を主張したうえで東アジアの協力を推進してきました。そのため、マレーシアと中国は重要なパートナーであり、双方は戦略的コミュニケーションを強化し、両国関係を発展させていく必要があります。」との旨を述べた。
マハティール首相からは「今回の中国への訪問はマレーシア政府にとって重要なものであり、マレーシアの中国への友好政策が変わらないことを示すものです。中国は大きな影響力を持つ国であり、マレーシアにとって最大の貿易相手国でもあります。また、過去にマレーシアを植民地化したことは一度もありません。今日の中国の発展はマレーシアにとって脅威ではありません。マレーシアと中国の協力は、マレーシアの発展を促進しています。また、マレーシア側は、マレーシアに投資する中国企業を歓迎しています。」との旨を述べた。