マレーシアは中国から35億RM(約1120億円)の投資を受けて製鉄所を建設

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中国とマレーシアは今年で国交樹立の40周年迎えており、中国はマレーシアにとっての最大の貿易相手であることからも、パーム油精製所の建設のための投資などを中国から受けている。この様な状況のなか、マレーシアは中国から35億RM(約1120億円)の投資を受けて、マレーシア国内のマレーシア-中国クアンタン工業団地に製鉄所を建設することをマレーシア工業開発庁は発表した。

この工場の建設は今月開始される予定であり、工場の運用開始は2年後と想定されている。工場では高炭素鋼やH型鋼材などの高度な鉄を製造し、年間生産量は350万トンになる見込みである。

南シナ海の領有権問題によりベトナム・フィリピンがASEAN内での中国包囲網を張ろうという動きがあり、中国はこの包囲網を完成させないためにもマレーシアへの投資は続けるとみられており、中国とマレーシアの繋がりは今後も深まっていきそうである。

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