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日本政府からの招聘を受けて来日中であるラオスのソーンサイ・シーパンドン副首相が、日本の岸田文雄外務大臣と会談を6日に実施した事を外務省は発表した。
会談で岸田大臣は、ソーンサイ副首相の来日を歓迎するとともに、昨年のASEAN議長国を担当したラオスが関連の会議を成功させた事を評価する旨を述べた。また日本政府は、ASEAN経済共同体が発足し唯一の内陸国であるラオスの発展をサポートするための「ラオスの持続的な発展に向けた日本・ラオス開発協力共同計画(平成28年9月発表)」を具体化させていき、幅広い分野における協力を進めていく方針である事を述べた。また、日系企業の更なるラオス進出を促進させるためにも、投資環境整備のみならずに、両国を結ぶ直行便が就航する事を期待している旨も述べられた。南シナ海問題に関しては、今後も両国間で緊密に連携して対応したい旨が述べられた。
ソーンサイ副首相からは、今回の招聘に感謝の意が述べられるとともに、近年では両国間において幅広い分野における交流が深まっている事を歓迎する旨が述べられた。昨年にアセアン議長国を務めた事も話題に挙がり、議長国を運営するにあたり日本政府からの支援を受けた事への感謝の意も述べられた。両国間を結ぶ直行便就航に関しては、今後も協力を進めていきたい旨が述べられた。