アメリカはラオスとの軍事連携を強化

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画像提供:在ラオスのアメリカ大使館
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アメリカ政府はラオス政府との軍事連携を強化するため「第10回ラオス・アメリカ国間防衛対話」をラオスの首都ビエンチャンで9月15日に実施したことを発表した。この会談では、アメリカ大使館とアメリカ太平洋軍(USPACOM)の高官が、ラオス政府高官と話し合いを実施した。

今回の会談では、軍事連携の強化方法と現状の両国間の交流状況についての確認が行われた。現状の交流状況は、軍事に関連した医療分野の協力や、不発弾除去の協力、災害救援に関する協力が進んでいる。また、軍事分野から離れた教育分野の協力も進んでおり、今年には英語を学習するための語学研修がアメリカ政府から提供されている。この様に、近年の軍事連携の強化が軍事分野以外の交流を促進している状況をアメリカ政府はラオス政府に説明を行った。

アメリカ政府は対中国包囲網として、ベトナム政府とフィリピン政府へ武器供与などの積極的な軍事連携を進めており、近年では中国の周辺国であるラオス政府との軍事連携を強化している。しかしながら、ラオス政府は中国政府からの各種支援を受けていることもあり、中国軍との軍事交流も定期的に実施している状況である。

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