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国土交通省は、日ASEAN交通連携の枠組における物流人材育成支援事業として、公益財団法人SGH財団の協力のもと、ラオス国立大学の学生及びラオス公共事業運輸省の行政官に対する「物流集中講義」を2回にわけて実施したことを発表した。
1回目は、5月15日から19日の5日間にかけて、ラオス国立大学工学部にて物流を専攻する学生などの約50名を対象として、ラオス国立大学で開催された。2回目は、5月22日に、ラオス公共事業運輸省の行政官などの約50名を対象として、ラオス公共事業運輸省 訓練センターで開催された。
これらの講義では、佐川グローバルロジスティクス株式会社より、物流現場の改善に関する実践的な内容(SCMや3PL、5S、BCPなど)についての講義やSGホールディングスグループが保有する次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」を紹介した。また、国土交通省より、コールドチェーン物流に関して、日ASEAN交通連携の枠組における取組みやコールドチェーン物流サービス分野の国際標準化などについて説明した。