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武井俊輔外務副大臣は、閣僚級招へいにより訪日中のシーサイ・ルーデットムンソーン・ラオス人民革命党中央組織委員長と昼食会を9月30日に開催した。
武井副大臣からは、シーサイ委員長の初めての訪日を歓迎するとともに、日ラオス関係は「戦略的パートナーシップ」の下、幅広い分野で大変良好に発展しており、シーサイ委員長の今次訪日は両国関係を更に拡大させるものであり、今後ともラオスの持続的・自立的な発展を支援していく旨を述べた。シーサイ委員長からは、武井副大臣の温かい歓迎に謝意を表しつつ、党・政府の人材育成の責任者として、これまでの日本政府及び国民からの支援、とりわけ人材育成支援に感謝する、今後とも党幹部研修プロジェクトを始め人材育成の分野での協力を進めていきたい旨を述べた。
なお、武井俊輔外務副大臣は、フォンサムット・アンラワン駐日ラオス人民民主共和国特命全権大使による表敬を9月26日に受けていた。この表敬では、両者はコロナによる水際対策の緩和に伴い両国間の往来や交流が活発化しつつあることを歓迎し、2025年の日ラオス外交関係樹立70周年に向け、今後もデジタル、脱炭素などの新しい分野を含む幅広い分野で戦略的パートナーシップを一層強化することを確認し、また、来年の日ASEAN友好協力50周年、2024年のラオスのASEAN議長国を通じて、二国間の枠組みのみならず地域情勢についても連携していくことを確認した。