岸田総理は社会主義国ラオスにウクライナ支持表明を期待、首脳会談

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画像提供:首相官邸
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岸田文雄内閣総理大臣はラオス人民民主共和国のパンカム・ヴィパヴァン・首相と日・ラオス首脳電話会談を3月1日に実施した。

岸田総理大臣からは、知日派のパンカム首相と手を携えて、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、両国の戦略的パートナーシップ関係を一層発展させたく、新型コロナ対策支援や連結性強化に向けた支援を継続することが表明された。また、ロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更かつ国際社会の秩序の根幹を揺るがすものであると強く非難し、ラオスやASEANがウクライナの主権・領土の一体性を明確に支持する姿勢を示すことへの期待を表明した。

パンカム首相からは、岸田総理大臣の就任への祝意を表しつつ、岸田総理大臣との緊密な協力の下、両国関係をさらに拡大・発展させたい旨が述べられた。また、新型コロナ対策支援を含む日本の支援について謝意表明が行われた。

両首脳は、来年の日・ASEAN友好協力50周年を機に日・ASEAN関係を一層発展させることを確認し、2025年の日・ラオス外交関係樹立70周年に向けて相応しい祝賀行事の準備を進めていくことを確認した。

なお、ラオスは、社会主義、マルクス・レーニン主義、プロレタリアート独裁を党の綱領として掲げているラオス人民革命党による一党独裁体制により統治されている国である。

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