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在ラオス日本大使館は、講演会「和食を支える発酵食文化」がラオス現地で開催されることを発表した。
講演会「和食を支える発酵食文化」は、11月18日にノンボン中等教育学校、11月19日にラオス・日本センターで開催される。講師は、名古屋大学大学院環境学研究科の横山智教授となる。
講演する内容は、日本では酒・みりん・酢・みそ・しょうゆ・納豆・ナレズシなどの発酵食品の製法が連綿と受け継がれており、これらの発酵食品は日本の食、すなわち「和食」を支える存在であることを念頭におき、各種の発酵食品を使った和食のメニューを紹介しつつ、日本の食文化を育んできた発酵食品と和食文化との関係に焦点をあてる。また、日本の発酵食文化とラオスの食にもいくつかの共通点が見いだせることが分かっており、それは「焼酎」と「ラオ・ラーオ」「納豆」と「トゥア・ナオ」「漬物」と「ソム・パック」「ナレズシ」と「ソム・パー」であり、遠く離れた日本とラオスではあるがアジアでは発酵食品を通じて共通する食文化が存在していることを解説する。