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日本の外務省は、ラオス南部アタプー県における7月23日夜の大雨によるダム決壊で、ダム決壊に伴う水害被害が発生した事にたいして、国際協力機構(JICA)を通じてテントや毛布等の緊急援助物資を供与するとともに、河野太郎外務大臣がお見舞いのメッセージを発出した事を発表した。
河野外相はサルムサイ・コンマシット外務大臣に対して「ラオス南部アタプー県のダム決壊による水害で、人命が失われ甚大な被害が発生したことを知り、ラオス政府及び国民の皆様に対して心からお悔やみ申し上げます。日本政府は『戦略的パートナー』であるラオスに対して緊急援助物資を供与することを決定しました。亡くなられた方の御冥福とともに被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。」との旨のお見舞いメッセージを発出した。
また、ラオス政府から要請を受けて、両国の友好関係を鑑み被災者の人道的ニーズに応えるため、日本政府はJICAを通じたテントや毛布等の緊急援助物資を供与すること25日付けで決定している。
今回のラオスのダム決壊に対しては、近隣諸国も緊急支援を実施している。特に韓国政府においては、韓国企業からなる合弁会社が建設した水力発電所が決壊した事により発生しているため、韓国政府からの指示により緊急救援隊が派遣されている。