ラオスと韓国は教育分野における関係を深める

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ラオスのチュンマリー・サイニャソーン国家主席は韓国の教育大臣と9月11日に会談したことをラオス政府は発表した。今回の会談では、ラオスと韓国間での1995年の正式な外交関係の樹立以来の友好関係に感謝するとともに、今後も教育・文化などの交流を深めることを再確認した。

ビエンチャンにて9月8日から13日の日程で開催された第8回アセアン教育大臣会合(第8回ASED)に出席するために韓国の教育機関の関係者がラオスを訪問しており、この際に両者は会談を行った。
ラオスでは韓国のドラマや歌が人気であることも影響し、韓国語を学ぶ学生が増えている。日本とラオスの国交樹立は1955年に開始されており韓国よりも古い繋がりで結ばれているが、日本語よりも韓国語を学ぶ学生の方が多いのが現状である。そのため韓国とラオスでは語学学習を軸とした教育分野の交流が進んでいる。

日本にとっては、ラオスが日本よりも韓国と国交が深くなる事による弊害も指摘されている。現地メディアの報道によると、教科書の地図の日本海の記載を東海へ変更することを韓国政府からラオス政府へ要求しており、ラオス教育庁は検討するとの回答をしている。ラオス政府は日本政府との関係を考慮し立場を明確にしていないが、今後の出方に注視したい。

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