日本は他宗教の理解を深め民主主義が根付いている、外務大臣政務官

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画像提供:外務省(第一回目のフォーラムの様子)
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外務省は、小田原外務大臣政務官が12月8日にインドネシアのバリで開催された「第9回バリ民主主義フォーラム」に参加し、日本は他宗教への理解を深めており民主主義が根付いている旨を説明した事を発表した。

フォーラムで小田原外務大臣政務官は「第9回バリ民主主義フォーラムに、日本政府を代表して参加できることを光栄に思います。日本政府は1回目から一貫してこの場に参加しており、このフォーラムが年々拡大していることは大きな喜びです。日本政府は平和国家として、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値に重きを置き、これを不断に培ってきました。」と冒頭に述べた。

その後に「今回の会議のテーマである『宗教・民主主義・多元主義』に関して日本政府から考えを述べさせていただきます。日本政府では、アジアにおける宗教の共存社会実現や相互理解促進の一助になればと思い、2004年よりインドネシアのイスラム寄宿塾の教師の方々に来日して頂いております。来日した参加者には、日本の仏教の第一人者でありイスラム学者でもある東大寺の森本長老との間で宗教間対話をして頂いた事もあります。民主主義・多元主義に関しては、日本政府はアジア地域における民主主義の実現へ惜しみのない支援を行います。日本政府は、宗教や政治体制など様々な要素が異なる社会の統合に向けたアセアンの努力を支援します。日本政府はこれまで一貫してASEAN共同体の構築を支援しており、今後もASEANの統合に向けた信念と熱意を後押ししたいと思います。」との旨を述べた。

また、小田原外務大臣政務官は、インドネシアのルトノ外務大臣・ブルネイのエルワン外務貿易副大臣・東ティモールのコエーリョ外務協力大臣と会談・懇談をそれぞれ実施した。各大臣とは今後の協力方法などに関しての意見交換を実施した。

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