インドネシアの政策金利が7.25%、11カ月ぶりの利下げ

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インドネシア中央銀行は、インドネシアの政策金利のBIレートを11カ月ぶりに利下げを行い、7.50%から7.25%に下げることを1月14日に発表した。

インドネシアの中央銀行の発表によると、今回の利下げは、インドネシア通貨のルピア安が改善の見込みがみえてきたことと、昨年の12月のインフレ率が6年ぶり低水準となったことから、経済成長を後押しするために、利下げに踏み切った。追加の利下げに関しては、今回の利下げが経済状況・通貨状況に与える影響を確認しながら判断していくとしている。

ジャカルタで発生した爆弾テロに関しても中銀は触れており、被害者等には追悼の意を示すとともに、テロが発生しても、インドネシアの金融システムは盤石に活動しており、テロが経済に与える影響を把握するとともに、必要な対策を実施していく旨の声明を発表している。なお、テロ発生直後には、通貨ルピアと株式相場が急落し、ジャカルタ総合株価指数が1.8%安、通貨ルピアが1%安となる場面もあったが、現在はいずれも戻している。しかしながら、更なるテロが発生した場合は、株式・通貨の双方が更に安くなるとみられている。

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