このページの所要時間: 約 0分54秒
日本の防衛省は、笹川平和財団が主催している第2回目となる日インドネシア佐官級交流事業を10月11日から18日にかけて実施したことを発表した。
この交流は2024年に始まり、12月には第1回事業としてインドネシア訪問団が来日していた。今回は、第2回目となる訪問団長を伊藤優一郎防衛計画部副部長が務め、インドネシア訪問が実施された。訪問団は、伊藤防衛計画部副部長ほか、防衛省・自衛隊佐官級14名の隊員で構成されている。
訪問団は、アグス防衛戦略総局長を始めとするインドネシア国防当局高官に対する表敬、次世代を担うインドネシア佐官級幹部との交流を通じて相互理解と信頼を深め、将来にわたる協力深化の礎を築いたとしている。また、インドネシアの歴史及び文化に触れたことも、将来にわたり協力を深化していく上で貴重な経験となったとしている。
なお、今年1月の日インドネシア防衛相会談においては、次世代を担う人材の更なる交流を進展させることで一致しており、今回の交流は、それを象徴するものであるとしている。