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日本の総合商社である住友商事株式会社は、インドネシアの鉱山向け大型ポンプレンタル事業を展開するPT. Resource Equipment Indonesia(REL)の株式100%を取得したことを発表した。
住友商事の見解によると、インドネシアは今後も人口増加に支えられたポテンシャルの高い成長が見込まれており、経済発展に伴う機械化・レンタル化の加速も期待できるとしている。
そのため、住友商事は、鉱山分野へ進出し東南アジアの建機レンタル事業を拡大するため、100パーセント子会社Aver Asiaを通じて、インドネシアの鉱山向け大型ポンプレンタル企業RELを買収することとなった。
Aver Asiaはこれまでインドネシアで建設現場中心に収益を拡大してきたが、RELの買収により専門性の高い大型ポンプのノウハウと顧客基盤を獲得するのみならず、鉱山現場にも進出する。既保有機械とのクロスセリングも進めるとともに、鉱業が主要産業であるインドネシアに信頼性の高いポンプを安定的に供給することで、Aver Asiaグループとして地域全体へのさらなる貢献を目指していく。