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日本の総合商社である丸紅株式会社は、インドネシア共和国におけるジャワ1ガス焚き火力発電プロジェクトに関し、2024年3月29日にガス焚き火力発電所の商業運転を開始したことを発表した。
このプロジェクトは、インドネシア国営石油会社のPertamina及び双日株式会社と共同出資するJSP社を通じて実施されたものとなる。プロジェクトは、インドネシア・ジャワ島において発電容量1,760MWの大型ガス焚き火力発電所、及び貯蔵容量170,000 m3の浮体式LNG 貯蔵・再ガス化設備を建設し、25年間に亘りそれらを一体で保守・運転し、インドネシア国営電力会社PLNに対して売電する、同国初の本格的な大型「Gas-to-Power」案件となる。
丸紅では、中期経営戦略「GC2024」ではグリーン戦略を企業価値向上に向けた基本方針の一つと位置付けており、今までに世界各国にて蓄積した実績・経験を生かし、インドネシアにおける電力の安定供給に貢献していくとともに、脱炭素社会への移行に向けた社会のニーズに応えるべく、今後もGas-to-Power事業の開発に取り組んでいく方針である。