国際協力銀はインドネシア新首都開発への日本企業進出を金融面から支援

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日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、インドネシアの新首都開発を促進するため、インドネシア共和国ヌサンタラ首都庁との覚書を締結したことを発表した。

JBICによると、インドネシアは人口や産業のジャワ島一極集中の是正等を目的に、首都をジャカルタからカリマンタン島のヌサンタラに移転する計画を掲げ、首都庁が中心となってこれを推進しており、インドネシアの首都移転は、ジャカルタの人口過密による渋滞・大気汚染といった社会的課題解消にもつながるものであるとしている。

今回は、JBICは、広島市で開催されたG7サミットの機会を捉え、インドネシアのヌサンタラ首都庁との間で、新首都開発促進のための覚書を締結し、ジョコウィドド インドネシア大統領ご臨席のもと、覚書交換を実施した。この覚書は、インドネシア新首都開発の促進に向けて、JBICと首都庁の関係強化を図ることを目的とするものとなる。

JBICとしては、今後も日本の公的金融機関として、覚書の締結などを通じてインドネシア及び首都庁との関係を強化することにより、インドネシアの新首都開発における日本企業の事業機会の創出やビジネス促進を金融面から支援していく方針である。

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