静岡県はインドネシア職員に介護研修、県内の人手不足解消へ

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静岡県は、インドネシア共和国西ジャワ州との人材育成及び経済分野での協力推進に係る覚書に基づき、インドネシア共和国西ジャワ州から研修員を受入れ、介護分野での研修を実施する。

この取り組みは、西ジャワ州の介護分野に携わる職員が研修を受講することにより、将来、西ジャワ州からの人材が静岡県で介護福祉士等として就業することで介護分野における静岡県の人手不足解消の一助となり、また、西ジャワ州においても、静岡県の先駆的な取組を西ジャワ州の施策に反映することができ、双方に有益となることを目的としている。

予定している主な研修スケジュールは、2月9日知事表敬訪問(研修員が知事に期待や意気込みを語る)、10日特別養護老人ホームみはるの丘浮島訪問(インドネシア人との懇談ほか)、13日静岡福祉医療専門学校訪問(外国人留学生と懇談ほか)、静岡市地域リハビリテーション推進センターで体験(介護予防体操の体験ほか)15日介護老人保健施設三方原ベテルホーム(インドネシア人職員との懇談ほか)、16日浜松未来総合専門学校(外国人留学生と懇談ほか)、浜松インドネシア友好協会(インドネシア人会員との交流ほか)、17日修了証書授与式(地域外交担当部長による授与)となる。

なお、令和3年度の静岡県のインドネシア人介護職員の内訳は、EPA介護福祉士候補者10人、EPA介護福祉士1人、介護2人、技能実習28人、特定技能(介護)4人、留学(資格外活動許可)8人、定住者(その他)3人の合計56人となる。他国の状況は、フィリピンが213人と最も多く、全体の3割を占めており、続いてベトナム163人、ブラジル84人、中国73人、ミャンマー58人となる。

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