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西村経済産業大臣は、インドネシアのバリとジャカルタに9月1日から3日の日程で出張し、G20エネルギー移行大臣会合に出席するとともにインドネシアなどの閣僚などと会談を実施した。
G20エネルギー移行大臣会合では、世界経済とエネルギー展望に関するセッション、エネルギー移行の加速化に関するセッション等が開催され、エネルギーアクセスの確保、スマートかつクリーンな技術の拡大、エネルギーファイナンスの展開などの論点について議論された。西村経産相は、カーボンニュートラルの実現に向けて重要な観点として、脱炭素化技術に関する研究開発等によりイノベーションを創出すること、カーボンニュートラルに向けたトランジションについては各国の事情に応じた多様な道筋を追求すべきということ、新興国や途上国に対して、ファイナンス支援や人材育成等で積極的に関与していくことなどの見解を示した。
また、西村経産相は、インドネシアのルフット海洋・投資担当調整大臣とアリフィン・エネルギー鉱物資源大臣、シンガポールのタン第2貿易産業大臣、リムASEAN事務総長、オーストラリアのボーエン・気候変動・エネルギー大臣、EU ティマーマンス上級副委員長及びシムソン委員、IEA ビロル事務局長とそれぞれ会談を実施した。