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インドネシア外務省は、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領がアジアの指導者として初めてウクライナのキエフとロシアのモスクワを訪問し、ゼレンスキー大統領とプーチン大統領とそれぞれ会談する予定であることを発表した。
6月22日にインドネシア外務省で実施された外務大臣の記者会見の際に、外務省からは「ジョコ・ウィドド大統領は、ウクライナのキエフと、ロシアのモスクワを訪問する予定です。この2カ国への訪問は、イレギュラーな状況で行われることとなります。キエフとモスクワの訪問中、ジョコ・ウィドド大統領はゼレンスキー大統領とプーチン大統領と会談する予定です」との旨を発表した。
また、「私たちは、現在の状況が非常に複雑なままであることを理解しており、世界もまた複雑な状況を十分に理解しています。そのため、複雑で困難な状況にもかかわらず、G20の議長国として、また国連事務総長が結成した、世界危機対応グループのチャンピオン・グループのメンバーの一人として、ジョコ・ウィドド大統領は、この状況を改善させることに貢献することを選択しました。ジョコウィ大統領は、アジアの指導者として初めて、ウクライナとロシアを訪問するのです。この大統領の訪問は、戦争によって引き起こされた食糧危機や、すべての国、特に発展途上国や低所得国が感じているその他の影響への対処に貢献し、また、平和の精神を奨励するための絶え間ない努力の表れです」との旨の見解も示している。