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三宅伸吾外務大臣政務官とインドネシア共和国のブディ・カリヤ・スマディ運輸大臣は、会談を6月21日に実施した。
会談では、三宅政務官からは「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現に向けた協力案件を具体化するために、運輸・交通分野でのインフラ協力を推進したい旨が述べられた。ブディ運輸大臣からは、日本は運輸・交通分野のインフラ整備の重要なパートナーであり、運輸・交通分野での協力を強化したい旨が述べられた。両者は、ジャカルタ都市高速鉄道、パティンバン港等の両国の協力案件について意見交換を実施した。
日本政府では、ジャカルタ都市高速鉄道に対しての支援を実施しており、「ジャカルタ都市高速鉄道事業(フェーズ2)(第一期)」として、700.21億円の円借款を行っている。これらの建設には日本企業も参加しており、清水建設はジャカルタMRT南北線の1期に続き2期工事も受注している。
パティンバン港への支援は、「パティンバン港開発計画(第二期)」として、701.95億円の円借款を実施している。