日・インドネシア外相電話会談、ウクライナ・ミャンマー情勢で連携確認

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日本の林芳正外務大臣とインドネシア共和国のルトノ・L・P・マルスディ外務大臣は、日・インドネシア外相電話会談を3月3日に実施した。

両大臣は、「ウクライナ情勢」「ミャンマー情勢」などに関しての協議を実施した。

「ウクライナ情勢」に関しては、林大臣からは、ロシアによるウクライナ侵略は力による一方的な現状変更かつ世界全体の秩序の根幹を揺るがすものであり、強く非難する、緊密に連携して対応していきたい旨を述べた。ルトノ大臣からは、インドネシアも同様の立場である旨の説明が行われた。両大臣は引き続き緊密に連携していくことを確認した。

「ミャンマー情勢」に関しては、林大臣から日本がASEANの取組を全力で後押しする旨が伝達され、『5つのコンセンサス』の実施状況の意見交換が行われた。ルトノ大臣からは、ASEANにおけるインドネシアの取組について説明が行われた。両大臣は、今後も緊密に連携していくことで一致した。

また、両大臣は「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現、インフラ開発、人材育成、海上保安等の協力の具体化に向けた連携につき議論し、東シナ海、南シナ海や北朝鮮といった課題について引き続き連携していくことを確認した。

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