日本支援のインドネシア・パプア州の統合海洋水産センターが竣工

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画像提供:在インドネシア日本国大使館
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在インドネシア日本国大使館は、日本政府が無償資金協力「離島における水産セクター開発計画」により整備協力したパプア州のビアク統合海洋水産センター(SKPT)が竣工することにともない、竣工式が開催されたことを発表した。

開催された竣工式には、インドネシア側からはルフット海洋・投資担当調整大臣、トレンゴノ海洋水産大臣、ブディ運輸大臣などが参加した。日本側からは駐インドネシア大使、JICAインドネシア事務所次長などが参加した。式では、竣工した施設の視察が行われた。また、式典前夜に行われたヘリ―・ビアクヌンフォル県知事主催の夕食会の場では、竣工を祝い水産業を中心としたビアクの発展への期待を伝える大使からのビデオメッセージが上映され、トレンゴノ海洋水産大臣からは、日本の協力への感謝及び東部インドネシアに対する投資拡大への期待が述べられた。

今後は、技術協力「離島における持続的水産開発促進プロジェクト」により、施設管理者及び施設利用者(漁民等)の能力強化に係る協力が実施される予定である。SKPTを中心とした漁業活動の振興は、海洋資源の持続可能な利用及び地域経済の発展に資するのみならず、周辺海域での違法漁業を抑制する効果も期待される。なお、ビアク以外の5島(サバン、ナツナ、モロタイ、モア、サウムラキ)のSKPTにおいても、順次施工が進められていく予定である。

なお、SKPTとは、離島の経済活性化のための水産業の近代化や水産物の高付加価値化を目的に、漁港と市場が一体的に整備された施設である。

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