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株式会社みずほ銀行は、持分法適用関連会社である株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)に、インドネシア共和国でオートローン事業を手掛ける子会社「PT. Mizuho Balimor Finance(MBF)」の株式の譲渡を行うことを発表した。
インドネシアは、ASEAN諸国の中でも最大の人口・経済規模を有しており、世界的にみても第4位の人口を抱えている。そのため今後も堅実な経済成長が続くことが見込まれており、自動車販売台数の拡大に伴いオートローン需要も拡大すると見込まれている。
オリエントコーポレーションでは、アジアにおける事業展開の拡大を進める方針であり、2015年に開始したタイのオートローン事業は取扱件数と取扱高ともに順調に成長していた。2019年にはフィリピンでオートローン事業会社を設立しており、今年度中の営業開始に向けた準備を進めていた。そのためインドネシアにおいてもオートローン事業の展開を計画していたが、みずほ銀行からインドネシアでオートローン事業を展開しているMBFの株式取得検討の打診があったため、株式を取得することを決定した。
オリエントコーポレーションはMBFの発行する株式の51%を取得し連結子会社とする。株式の譲渡日は、現地の金融当局の承認を前提として、2020年3月31日を予定している。