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JICA(国際協力機構)は、インドネシアの首都ジャカルタの地盤沈下対策を支援する事を発表した。
アジア・アセアン地域の主要都市では、開発と経済成長が続く事に伴い急速に地盤沈下が進行している。特にインドネシアの首都ジャカルタでは、地下水の過剰揚水等の理由により北部地域で深刻な地盤沈下が発生している。一部の地域では1970年と比較して4メートル以上も地盤が沈下しており、実生活への影響も出ている。今後も気候変動等の影響により、地盤沈下によって災害のリスクが増大することが懸念されているため、地盤沈下対策を行う事が喫緊の課題となっていた。
日本では高度経済成長期に地盤沈下が発生していたが、適切な対策を実施した事により地盤沈下を鎮静化することに成功していた。日本の首都東京とジャカルタは、多くの類似性があるため、日本の地盤沈下対策がジャカルタにおいても活用できるとみられている。そのためJICAは、日本の過去の経験を活かして、ジャカルタの地盤沈下対策を支援する事を決定した。
この支援プロジェクトは、開発計画調査型技術協力「ジャカルタ地盤沈下対策プロジェクト」として実施される。実施予定期間は、今年の10月から2020年9月までとなる。具体的に実施する事業は、「地盤沈下および地下水の現状把握」「地下水揚水量削減対策・地盤沈下が関連する水害等リスクの把握」「地盤沈下による社会的費用等の影響評価」「地盤沈下に関する啓発活動の実施」「地盤沈下対策のアクションプラン作成、優先事業の抽出・試行、体制構築」等となる。
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