日本は国内の酪農家廃業でもバター・脱脂粉乳の輸入数量は維持

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日本政府は、国内では酪農家の廃業が相次いでいる状況であるが、1月に設定したバター8,000トン及び脱脂粉乳750トンの輸入数量は、維持したまま輸入することが明らかになった。

農林水産省によると、国家貿易による輸入枠数量については、1月に翌年度分を示し、5月及び9月に検証を行うこととしている。令和5年度の輸入枠数量は、今年1月にバター8,000トン及び脱脂粉乳750トンに設定していた。

直近の需給状況を分析した結果、バターについては、お土産や外食需要の回復などにより、脱脂粉乳については、在庫低減対策の取組の効果などにより、いずれも在庫量は前年より減少しているとしている。

その結果、バター及び脱脂粉乳の在庫量は、必要な在庫水準を満たすことから、令和5年度の輸入枠数量(バター8,000トン、脱脂粉乳750トン)は据え置くこととなった。

なお、独立行政法人農畜産業振興機構は、設定された輸入枠数量を分けて、基本的にバターは毎月、脱脂粉乳は需給状況に応じて輸入入札を実施している。

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