石破政権はカンボジアの小児医療の改善支援で約3,675万円の無償資金協力

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画像提供:首相官邸
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石破政権は、カンボジアにおける小児の医療環境の改善を支援するため、245,872 米ドル(約3,675万円)の無償資金協力を実施することが明らかになった。

在カンボジア日本国大使館によると、(公財)国際開発救援財団は、1996年から国立小児病院と連携し、小児外科体制の確立を目指して活動しており、2017年からはクラチェ州に拠点を移し、カンボジア北東部地域の医療改善に取り組んでいるとしている。

そのため、在カンボジア日本国大使館は、国際開発救援財団の取り組みを支援するため、2月26日に、この団体との間で、供与限度額が245,872 米ドルとなる「カンボジア北東部におけるコミュニティに根差した外科診療体制強化事業」の贈与契約書に署名した。

今回実施する事業では、クラチェ州立病院をカンボジア北東部地域における外科部門の中核とすべく、州内の郡病院及び保健センターの職員の外科疾患に関する知識と対応能力の向上を促すことで、より高次な病院へ迅速かつ適切に患者を搬送できるようになるなど、医療施設間の連携強化を図る。この事業を通じて強化された医療施設間の連携体制により、居住地域に関係なく、患者が迅速で適切な外科治療を受けられるようになることが期待されるとしている。

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