カンボジアの金融企業が大阪府に進出、国際金融都市OSAKA実現へ

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大阪府は、 国際金融都市OSAKAの実現のために金融系外国企業の誘致を進めた結果、新たにカンボジア企業などが進出することを発表した。

大阪府では、国際金融都市OSAKA戦略に基づき、金融系外国企業などの誘致などの取組みを進めている。今回は、カンボジアの日本法人などの企業2社『株式会社SpaciaNet Japan』と『株式会社LayerX』が大阪に進出することとなった。

『株式会社SpaciaNet Japan』が予定している進出時期は、2023年8月となる。この企業は、民泊などの宿泊サービス提供者向けにデジタル技術を利用したマルチ言語コミュニケーションのソリューション『AirXpress』を提供しているカンボジアのSpaciaNet社の日本法人となる。2023年8月に第二種資金移動業の登録を行う予定であり、カンボジア人在留者向けに、本国に簡単に送金できる海外送金サービスを提供する予定となる。インバウンドが盛んな大阪・関西圏を中心に活用を見込んでいる。

『株式会社LayerX』の進出時期は、2023年4月となる。この企業は、事業会社などを対象に、請求書処理、経費精算、稟議申請、法人カードなどの支出管理を一本化するSaaS製品などを提供するフィンテック企業となる。東京都に本社を置く同社は、大阪に新設する拠点において、大阪・関西圏の幅広い業態の企業などに対し、SaaS製品の提供を行う予定である。

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