林外相はカンボジア副首相と会談、民主主義・平和構築等で意見交換

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画像提供:外務省
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林芳正外務大臣は、カンボジア王国のプラック・ソコン副首相兼外務国際協力大臣と会談及び夕食会を実施した。

カンボジア王国のプラック・ソコン副首相は、外務省賓客として訪日中であり、林外相との会談では『安全保障協力』『二国間協力事業』『民主主義』『平和構築』『地域・国際情勢』が話題にあがった。

『安全保障協力』に関しては、林大臣は、2月の吉田圭秀陸上幕僚長のカンボジア訪問や春に予定される海上自衛隊艦艇によるカンボジア寄港を通じて安全保障協力を進展させたい旨を述べた。プラック・ソコン副首相は、吉田陸上幕僚長及び海上自衛隊艦艇を歓迎し、2月の外務・防衛当局間(PM)及び防衛当局間(MM)協議も通じて、日本との安全保障協力を強化したい旨が述べられた。

『二国間協力事業』に関しては、林大臣は、地雷除去、クメール・ルージュ裁判、スポーツ、遺跡修復などで、日本が引き続き積極的に協力していく旨述べた。

『民主主義』に関しては、両者は、本年7月のカンボジアの総選挙に向けて、民主主義を取り巻く情勢について議論した。

『平和構築』に関しては、林大臣は、国連PKOへの要員派遣などカンボジアの貢献に対して敬意を表するとともに、対ウクライナ地雷除去支援において、カンボジアにおける地雷除去の経験に基づき、両国が協力していることを高く評価し、第三国への協力も進展させていきたい旨述べた。

『地域・国際情勢』に関しては、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、東シナ海・南シナ海情勢、ミャンマー情勢、ウクライナ情勢を含む地域・国際情勢への対応において一層緊密に連携していくことで一致した。

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