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日本の外務省の林大臣は、日本が20年以上にわたって地雷除去を支援してきたカンボジアとの協力の下、ウクライナ政府職員に対して日本が供与予定の地雷探知機の使用訓練を実施したことを発表した。
林外相は、1月20日に実施された大臣会見の際に、ウクライナに対する地雷・不発弾対策支援に関して、「日本は、これまで様々な分野でウクライナを支援してきておりますが、今般、その一環といたしまして、日本が20年以上に亘り、地雷除去を支援してきたカンボジアとの協力の下、1月15日から20日にかけまして、カンボジアで、ウクライナ政府職員に対しまして、日本が供与予定の地雷探知機の使用訓練の実施をしました」との旨を述べた。
その後に記者から「今回は、地雷探知機4台を供与したということですが、今後、更に台数を増やしたりだとか、地雷除去車輌を提供したり、人を派遣したり、などという可能性はあるのでしょうか。今後、更にどういった支援をしていきたいのか教えてください」との旨の質問が行われた。
この質問に対して大臣は、「昨年12月、政府は、補正予算において約5億ドルの予算措置をいたしました。今後の支援については、越冬支援、地雷・がれき除去、生活再建など様々な分野におきまして、国際機関やJICA、日本のNGOとも協力し、速やかな実施に向け調整を進めているところでございます」との旨を述べた。