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日本政府は、アメリカ政府・オーストラリア政府・インド政府との協力枠組み『日米豪印ワクチン協力』の一環として、カンボジア政府にワクチンを供与することを発表した。
『日米豪印ワクチン協力』とは、WHOやCOVAXファシリティを含む既存の関連する多国間組織との緊密な連携の下、インド太平洋における安全で有効なワクチンへの公平なアクセスを強化する取り組みを実施する枠組みである。
今回は、カンボジア政府のニーズを踏まえ、この取組の一環として、インドで製造されたワクチンを日米豪印が共同でカンボジア政府に供与した。この供与にともない、カンボジアのフン・セン首相の臨席の下、在カンボジアの日米豪印の大使などによる供与式典が実施され、日本からは在カンボジア日本国大使館公使が出席した。
開催された式典では、インド大使が日米豪印を代表して行ったスピーチの中で、ワクチンへの公平なアクセスの確保を含む新型コロナの収束に向けたインド太平洋地域における日米豪印の貢献を紹介したのに対し、フン・セン・カンボジア首相からは、日米豪印ワクチン協力に対する謝意が述べられた。