岸田総理はカンボジア国民にメッセージ発出、報道の不自由には触れず

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画像提供:内閣広報室
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岸田総理大臣は、カンボジアに訪問したことにともない、カンボジア国民宛のメッセージを在カンボジア日本国大使館フェイスブックに投稿した。

岸田総理大臣の投稿では「今回の私の訪問では次の2つを目的としています。第1に、日本・カンボジア関係の更なる強化です。本年は、日本初のPKO要員をカンボジアに派遣して30周年という節目の年です。日本は、カンボジアの和平から復興と経済発展の道のりをカンボジアと共に歩んできました。第2に、ウクライナ、ミャンマーをはじめとする地域・国際情勢における連携の強化です。今回、国際社会は、国際秩序の根幹を揺るがす事態に直面しています。ロシアによるウクライナ侵略は明確な国際法違反で断じて認めることはできません。2023年は、日カンボジア外交関係樹立70周年の年です。カンボジアの皆様、私たちと一緒に日本・カンボジア協力の新たなページを開きましょう」との旨を述べていた。

この投稿に対しては、岸田総理の訪問を歓迎する返信が多かったが、その中には「あなたはカンボジアの民主主義、人権、カンボジア人の政治的権利、報道の自由について語らなかった。 2日間のカンボジア訪問中に、フン・セン首相とこれらの問題を提起すべきです」との旨の返信も存在していた。

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