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在カンボジア日本大使館は、令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力として、合計4件の案件への署名が実施されたことを発表した。
今回、署名された贈与契約書は、ケップ州公共事業運輸局のマム・トゥーチ局長との間で「ケップ州ダムナックチョンアウ郡ポーントウック地区における道路整備計画」(供与限度額93,932米ドル)、ラタナキリ州保健局のオン・ラタナ局長との間で「ラタナキリ州スラエアンクロン保健センター建設計画」(供与限度額92,305米ドル)、アンコール小児病院のンムオン・チャンペアトラ院長との間で「シェムリアップ州アンコール小児病院新生児集中治療室医療機材整備計画」(供与限度額86,623米ドル)、ダムノック・トゥックのサム・ソヴァンナリット事務局長との間で「プレイベン州障がい児デイケアセンター整備計画」(供与限度額95,618米ドル)となる。
ケップ州公共事業運輸局が実施する案件では、ラテライト道路を拡幅し、手すり付きボックスカルバート1基、滞水防止のパイプカルバート2基を改修するものとなる。この事業を通じ、地域住民・商用訪問者・観光客は、この道路を通年で安全に往来できるようになり、地域住民の通院・通学など公共サービスへのアクセス向上が期待される。