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株式会社クボタ建設は、メタウォーター株式会社とのJVで、カンボジア王国プノンペン都における「プノンペン下水道整備計画」を受注したことを発表した。
クボタ建設によると、カンボジアのプノンペン都は、近年の急速な都市化と人口増加による汚水量の増加や、湖沼・湿地帯の埋め立てが進んだことにより、自然浄化機能の低下が著しく、下水道施設整備等の対策が必要とされているとしている。このような状況を受け、プノンペン都は「汚水対策マスタープラン」を策定し、都内で最大規模の汚水を自然浄化しているチェングエック湖に下水処理施設を建設することとなった。
「プノンペン下水道整備計画」は、発注者は、カンボジア王国プノンペン都 公共事業・運輸局(DPWT)となる。JV構成企業は、株式会社クボタ建設とメタウォーター株式会社となる。事業期間は32カ月となる。契約金額は23.4億円となる。なお、この案件は2019年11月に日本政府とカンボジア政府が調印した無償資金協力の一環である。