カンボジアとラオスに中根外務大臣政務官が訪問

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画像:JICAより引用
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日本は今年でカンボジアと友好条約署名60周年を迎え、ラオスと外交関係樹立60周年を迎える。この両国との関係を更に深めるために、日本の中根一幸外務大臣政務官が1月12日から17日の日程でカンボジアおよびラオスへ訪問する予定であることを日本の外務省は発表した。

カンボジアでは、フン・セン(Hun Sen)首相とハオ・ナムホン(Hor Namhong)副首相兼外務国際協力相などの政府要人と会談を実施する。日本のJICA(国際協力機構)がメコン地域全体の支援として無償資金協力(119.40億円の供与額)を実施したネアックルン橋梁建設計画(The Project for Construction of Neak Loeung Bridge)の閉合式にも中根外務大臣政務官は出席する予定である。
この建設計画は2010年6月に贈与契約が締結され、日本の三井住友建設が工事を受注しており、今年の4月に正式に開通する予定である。今までは、この箇所でメコン河を渡る際にはフェリーに頼っていたために、この箇所が物流インフラのボトルネックとなっていたが、この橋が開通した際には物流インフラが大幅に改善する見込みである。

ラオスでは、トンルン・シースリット(Thongloun Sisoulith)副首相兼外相とアルンケオ・キッティクン(Alounkeo Kittikhoun)外務副大臣などのラオス政府要人と会談を実施する。また、ラオス国立大学の学生達と懇談を実施し、日ラオス外交関係樹立60周年オープニング記念夕食会にも出席する予定である。

日本政府はラオスとカンボジアの両国との人・物などの交流を活性化させるため、今月中にも両国と航空協定をそれぞれ締結する予定である。中根外務大臣政務官が両国に訪問した際に協定に署名する予定であり、日本と両国の関係は更に深まりそうである。

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